シンガポールのATM手数料(2023年12月)

シンガポールでのキャッシング

手数料無料のATM

UOB

手数料は無料ですがミニマムが200SGDなので注意。少額の場合は両替屋の方がよいかも
ホーカーや小さな商店など、意外と現金必要です



手数料が必要なATM

※試していないので実際に手数料が請求されるか不明

OCBC

90SGDのキャッシングに対して、5SGDの手数料が必要でした

DBS

セディナカード利用不可でした



海外ATMの注意点(各国共通)

海外のATMを利用する場合、手数料には2種類あります。
① 利用するカード会社に支払う手数料
② 現地のATM設置業者に支払う手数料

①に関してはご自身が利用しているクレジットカード(或いはデビットカード)の発行元に支払う手数料なので、規約などで確認して下さい。
これが有料の場合は①+②のダブルで手数料が乗っかる可能性があるので海外キャッシング用に手数料無料のカードを作るのがベストです。
②に関しては実際に海外で利用するATMの使用料として請求されるものです。
これは無料〜1,000円以上と国やATMによって異なります。

当ブログで指す「海外ATM手数料」とは、全て②の手数料であり、①は無料であることが前提となっております。
当ブログで使用しているカードはセディナカード(マスター)です。
※ドバイのみRevolut(VISA)

理由は
・①の手数料が無料
・基本的に海外ATM手数料を自動的にキャンセルしてくれる
・3〜4日後には請求額が確定し、その時点でオンラインで早期返済が可能(つまり利息が少なくて済む)
・VISAよりもマスターの方が若干レートが良い

という4点の理由からです。

ただし、4つ目の理由に関しては私がカードを作った2016年頃に調べた情報なので、今は違うかもしれません。
また、日本の貸金業法により、消費者に対して①は請求できるけど②はNGみたいです。(これはクレカのみ、デビットカードは適応外)
実際、②が有料のATMでキャッシングした場合でも、表示された手数料分はキャンセルされて請求されないことがほとんどですし、「もし②の手数料分が請求された場合もカード会社に要請すれば返金される」といった情報も目にしたことがあります。
このあたりの情報に関しては、間違っている可能性もあるため、正確な情報はご自身で確認して下さい。

しかし私自身②の手数料が請求された(或いは請求されたと思われる)ケースは過去に何度かあります。
でもその都度電話で問い合わせをするのは正直面倒くさい。と考える方が多いと思いますし、そもそもカード会社によっては「どのタイミング」で「どのようなレート」で請求額が決定しているのかが非常にわかりづらく、手数料が含まれているのか否かの判断が難しい場合もあります。

なので、当ブログを参考にしていただき、行動範囲内に手数料無料のATMがある場合は、そちらを利用して少しでもお得に海外旅行を楽しんでいただけたらと思います。

また、当ブログでは曜日や時間は一切考慮していないため、休日や時間帯などの理由により手数料が変動する可能性があることをご了承ください。

最後の注意点として、国を問わず海外ATMでは以下のような画面を目にすることがあります。


これは、アルバニアでキャッシングしようとした際の画面で
「30,000レクのキャッシングに対して600レクの②手数料を請求します」+「上記ATM業者が定めるレートに8.5%を上乗せし、1レク=1.5605円と事前にレートを定めて、30,600レク=47,754円でこの取引を行いますか?」
と問われているのです。

ちなみにこの日のマスターカードのレートは以下の通り


仮に手数料600レク分が加算されたとしても44,278円のはずが、上記取引に同意してしまうと約3,500円も余分に支払う羽目になります。
なので、このような画面が出てきた時は、上記の場合
「PROCEED WITH NO CONVERSION(1レク=1.5605円での両替をせずに続行する)」を選んで下さい

これは国やATMによっては「WITHOUT CONVERSION」や「ACCEPT WITHOUT DCC」などと表示されます。
DCCとは「ダイナミック カレンシー コンバージョン」の略で、その場でカード発行国の通貨(日本発行カードの場合は日本円)に換算して決済を行うサービスです。
現時点のレートに数%を上乗せして決済を行うため、99%以上の確率で損をします。
なので、このような画面が出てきたら、とにかく同意せずに日本円ではなく現地通貨のまま決済することをオススメします。

しかしながら早期返済(セディナの場合)までの数日の間に「○○ショック」のような出来事があり、為替が急激に変化した場合には「DCCに同意した方が結果的に得であった」というレアケースもあるかもしれないので、その辺りはご自身で判断して下さい。


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