イスタンブール空港から市内までバス(HAVAIST)で移動する方法

トルコ・イスタンブールの空港は2019年4月より新空港へ完全移転しました。

それまでのアタチュルク空港は市街地から近かったのですが、新イスタンブール空港は40kmほど離れた場所にあり、2022年4月時点では鉄道もまだ開通していません。

今回は空港とイスタンブール市内間の移動、およびイスタンブール空港(IST)からアジア側にあるもう1つの空港サビハ・ギョクチェン空港(SAW)間を「HAVAIST」というバスで移動したので、その時の様子をレポートしたいと思います。

まず初めに、HAVAISTではイスタンブールカード(日本のSuicaのようなICカード)は使用できません。

どうやら以前は使えたみたいですが、2022年4月時点ではイスタンブールカード使用不可でした。

支払いは現金かクレジットカードです。


イスタンブール空港から市内まで

到着ゲートを出たら写真の出口へ向かいます。


案内に従い、下のフロアへ向かいます。


6番乗り場付近と10番〜11番乗り場間の2ヶ所に写真のようなHAVAISTのチケット売り場があるので、行き先を伝えればチケットを購入できます。

支払いは現金かクレジットカードです。ドルやユーロも使えるみたいですが当然レートは悪いです。

またバス乗車時に支払うことも可能なので、時間がない場合は直接バス乗り場へ向かっても大丈夫です。

私はBEYAZIT MEYDANまでだったので、1人52トルコリラでした。




市内からイスタンブール空港まで

BEYAZIT MEYDANを早朝4時10分に出発するバスを利用して空港へ向かいました。

こちらのサイトで時刻表や料金が確認できます。


BEYAZIT MEYDANのバス乗り場はこちらです。




朝4時にバス停へ向かうとすでにバスは到着していたので、1人52リラを支払い乗車します。


ここが始発で他に乗客はいませんでしたが、次の「Aksaray駅」では40人以上が乗り込んできました。

ちなみにバスの座席は50ほどだったので、その時点でほぼ満席でした。

その後も何ヶ所か立ち寄り、最終的には座れず立ったままの乗客もいました。

逆に言えば、満席になっても通路に立って乗車することが可能でした。

しかしながら、もっと人が多ければ「次のバスに乗ってくれ!」と乗車を断られる可能性もあるため、深夜早朝などの本数が少ない時間帯を利用する場合は、始発のバス停から乗車した方が確実です。

特に渋滞もなく、約60分でイスタンブール空港(IST)に到着しました。


イスタンブール空港(IST)からサビハ・ギョクチェン空港(SAW)まで

乗り継ぎのため、イスタンブール空港(IST)からイスタンブール・アジア側の空港であるサビハ・ギョクチェン空港(SAW)までHAVAISTを利用して移動しました。

バス乗り場までの行き方やチケットの購入については、市内までの移動と同じです。

イスタンブール空港からサビハ・ギョクチェン空港までは65リラでした。


この時はイスタンブール空港(IST)を14時45分に出発し、サビハ・ギョクチェン空港(SAW)に到着したのは16時05分です。

途中渋滞もなかったため、予定より早く80分ほどで到着しました。

この路線はイスタンブール中心部を通らないので、比較的交通量が少ないとは思いますが、朝夕の時間帯に利用する場合は念のため十分に余裕をもって移動された方がいいでしょう。






コメント

このブログの人気の投稿

シンガポールのATM手数料(2023年12月)

トルコのATM手数料(2022年4月)